883、WBC後遺症
With family,society and world
「WBC後遺症」の文言が、マスコミで報じられるようになってきた。何を今更の感が強い。今回、WBCに出場した
選手達の本業は、あくまでもレギュラシーズンを戦うことであり、自分を投げうってWBCで優勝することではない。
プロであるならば、本業で活躍することが、評価されることを認識すべきと思う。一時の感情で、「日の丸を背負う」
的なナショナリズムで、自己満足に浸るべきでないと思う。WBCで優勝したことを免罪符にするような機運を、
僕は、良としていない。僕の主張は、「非国民」と家族に言われるが、WBCの優勝に価値を認めらられないからだ。
WBCでの優勝の価値は、例えとして、日本国内の各種の競技大会で、関東大会レベルであり、全国大会レベルとは、
程遠いのだ。プロであるはずの解説陣も、このことについては、一言も発せず、俄かフアンに迎合し、舞い上がって
しまっている。もっと冷静に、現状を伝えるべきと思うが。昨年の日本プロ野球の三冠王、村上選手達が、今回の
優勝で、自分達の技量が優れて勘違いしないようにしてほしい。ハッキリ言わしていただこう。村上選手レベルでは、
打率、打点、本塁打の何れのタイトルは、100%無理だと確信している。
大谷選手の後、MLBに挑戦した選手で、まともに活躍した選手はいない。今年、レッドソックスに、オリックスから
レッドソックス移籍した吉田選手も、今、現在、打率2割を切っている。彼は、WBCに出場すべきではなかった。
初めて挑戦の戦場を甘く見すぎていたようだ。