217.「海老で鯛を釣る」特別定額給付金についての考察
With family,society and world
特別定額給付金100,000円近々届く予定。長男は、山口在住、既に届いたとのこと。
国としての予算規模、約13兆円になる。いただく前に、何か不安になってします。
このお金、天から降ってくるわけでない。国の借金として、いずれ人々が返済すべきお金であり、
給料の前借みたいなものと思う。緊急事態だから仕方無いと言うけれど何か釈然としない。
意を唱えると、受け取らなければいいと人は言う。受け取らなくても、返済義務は、発生する。
通常、僕の感覚では、お金とは、労働の対価として捉えている。居酒屋で、5,000円使った
場合でも、5時間働いた対価を、2時間で消費したと考える。何の貢献もなしに、10万円が
懐に入る。教育上、良くない。憲法上の最低限の生活保障とは、異なっている。
今回、コロナ禍に対する支援は、特別定額給付金以外にも多額の支援金が支払われる。
「海老で鯛を釣る」的な、少しばかりのお駄賃で、大きな荷物を背負わされた感が強い。
この大きな荷物、合理的な積算による充分納得できる金額であれば、喜んで負担する気になるが。
何か不自然さを感じる部分もある。東日本大震災の復興税も、未だ、支払い途中だ。
今回の手当ての返済、何時から始めるか分からないが、いつかコロナ復興税が加算されることは、
確かだ。夫婦2人で、200,000円が入る。子供4人に、将来の返済資金として提供しよう。
(Nothing is as expensive as that.)